東京学芸大学合格実績!偏差値44から現役合格の勉強法~英語編~

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少ない時間でどう間に合わせるか〜プランに重要性
7月から開始!夏休みには単語と文法
9月からは解釈と熟語、9月末からは長文にトライ
11月からは本格的な共通テスト対策へ
シャドーイングとノートの活用で読む速度をアップ
まとめ

高校3年7月の共通テストの過去問では3割程度でしたが、本番では7割の得点を取ることが出来ました。2次試験は国語のみのため、共通テスト対策に特化した勉強を進めて行きます。気合いでなんとかする性格が良い方に出て頑張りました。

少ない時間でどう間に合わせるか〜プランに重要性

これまで受験勉強をしたこともなく、共通テストの過去問を解いても3割程度しか得点出来ないという状況での7月。残りの期間を逆算して戦略を練ります。学芸大学の2次試験は国語のみということで、英語は共通テストで2次試験で戦えるだけの得点が取れることが目標。

まず、7月から夏休みの間に単語と文法の習得を終え、その後熟語と解釈へ。そして9月末くらいからは長文に入る、という大まかなプランを作ります。

共通テストのためにとはいえ、他の科目の勉強もある中でおよそ半年間の計画を立てましたが、スムーズに進めるのは難しいことが想像できます。しかし、気合いでなんとかする、という性格が良い方向が出て、最初に立てた大まかな戦略に沿って進めていく推進力になりました。

7月から開始!夏休みには単語と文法

7月から受験勉強を開始。『システム英単語』と『ネクステージ』に取り組みます。

ネクステージ』はこの1冊だけで文法に関する項目を全て網羅した参考書で、難関大学の入試にも対応できるほどの幅広いレベルで活用されています。共通テストの過去問では3割しか取れなかったことから分かるように、実力的はかなりキツい参考書。知らない単語ばかりが出てくるという状態で、『ネクステージ』の解説では理解しきれないところは、自分で『総合英語Forest』を使って勉強するなど、時間をかけてなんとか理解していきます。

しかし1日、単語に2時間、文法に3時間半を掛ける日があっても、確認テストの単語は7割、文法は8割など点数が安定しません。とにかく耐え凌ぐ時期です。

9月からは解釈と熟語、9月末からは長文にトライ

システム英単語』の第3章までを9月の1週目までに終わらせ、復習もして、確認テストでも9割以上得点できるようになり、『速読英熟語』と『入門 英文解釈の技術70』を追加します。

入門 英文解釈の技術70』は英文の構造や修飾関係を図解なども使って解説しています。しかし、単語や文法の定着が甘く、似ている単語を見分けられないなど苦戦。そこで、ノートを作成し文章に「SVOC」を振りながら文法構造を分解して丁寧に理解していきます。

復習をしながら、9月末から『英語長文レベル別問題集4』、10月に『英語長文ハイパートレーニング 』に入ります。『英語長文ハイパートレーニング 』はレベルが3段階あり、レベル2は「センターレベル編」として、共通テスト対策に良い参考書です。徐々に問題のレベルを上げながら長文にチャレンジしてきます。

11月からは本格的な共通テスト対策へ

文法への不安を解消する目的で、11月に『全解説実力判定英文法ファイナル問題集』を追加します。『全解説実力判定英文法ファイナル問題集』は文法、語法、イディオム、会話表現などがランダムに出題される、より実践的な参考書。『ネクステージ』の復習も行いながら、共通テストに対応できるようにいろいろなタイプの問題で力を付けます。

11月にはすでに共通テストの過去問の取り組み始めていましたが、5割以下の得点しか取れません。やはり、勉強時間の不足は否めないところ。例題として出されるようなコンパクトな長文には接していても、共通テストに出題されるような論理的な文章や、読解力を必要とする長文への経験不足が影響します。長文の速読が課題になりました。

シャドーイングとノートの活用で読む速度をアップ

システム英単語』を30分、『速読英熟語』を30分のシャドーイングをルーティーンワークとして設定。リスニング対策として『共通テストのツボ』に取り組みます。共通テスト全体での文章量は多く、早く読めるようになる必要もあります。

長文の経験不足を補い、早く読めるようになるトレーニングとして取り入れたシャドーイングは、リスニングへの対策にも。さらに文法の点数が伸びないことから、『全解説実力判定英文法ファイナル問題集』から『毎年出る頻出共通テスト英文法・語法』に切り替えます。

共通テストでの頻出問題が揃っている『毎年出る頻出共通テスト英文法・語法』で共通テストの文法に特化した対策をとります。

ここでもノートを活用して勉強を進めます。改善策や問題のポイント、訳せない部分を訳せるように、SVOCや単語・文法を調べることなど丁寧に取り組みます。最終的に実際の共通テストでは7割の得点。2次試験に繋がる結果を出せました。

まとめ

今回取り上げた英語に限らず、受験の主要科目となる、国語、英語、数学は覚えなければならないことも多く、項目が複雑に絡み合い、さらには問題を解くための「体力」も必要になるため、十分に得点できるようになるにはどうしても時間がかかってしまいます。7月からの約6ヶ月という短い期間で、十分な結果を出すためには、残りの期間から逆算してどうしたら効率良く勉強できるかを事前に計画することは非常に重要です。

とはいえ、計画通り進んでいてもすぐに結果が出るとは限りません。確認テストで十分な手応えがなかったり、11月まで共通テストの過去問で5割程度だったりと、非常に苦しみました。しかし、結果が出なくても腐らず、時には気合いでなんとかしながら、継続して1つ1つを丁寧に取り組んだ結果が合格に結びつきました。

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